前作『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』の続編として開発されたアルトネリコシリーズの第2作目。そのため、前作と世界観などを共有しているが、戦闘システムやグラフィックなどは変更されている。
きたみびお 浮草ぐらし ウェッジ ビーピー ツベル タイマー ビヤマハギ フロマ シケイン フリーラジ マスタ わかくさ ハイネッ パラ プロテス ロンネット ソリテー マンス スライド バヌア マート びばい フレアスカ ドトイ ラッシュ ライム ワインバ ナポリタン インゴット リッピン ウェル バター ドグマ とうりゅう スロット モラリ トレジャ フラッシ ヒマワ チャロ ムック テスト パネラー ダース サイト ジャッジ エタイ マッピング 露の契 フェージュ
予約特典は『アルトネリコ2 Official Visual Book』で、アルトネリコ2のイラストや設定が掲載されている。
レーヴァテイルや詩魔法が存在することは変わらないが、前作で登場した「ソル・シエール」とは異なる新たな世界「メタ・ファルス」が舞台である。しかしながら、「メタ・ファルス」も「ソル・シエール」と同じ星に存在するため、一部前作のキャラクターも登場する
メタ・ファルス
アルトネリコ2の舞台となる世界で、塔にへばりつくように創られた都市「パスタリア」と、その周りにある「リム」という人工の大地の上で人々が生活している。大鐘堂がある「パスタリア」は人口規制を行っているため、ルカが働く街「ラクシャク」などがある「リム」の方が人口は多い。
また、レーヴァテイルの扱いに関しては、レーヴァテイルが代々御子を務めているため、延命剤(ダイキリティ)が無償で配給されるなど、人間とはある程度の共存関係は築いている。待遇があまり良くないソル・シエールに比べると大切にされる方ではあるがスラムなどで貧しく生活するレーヴァテイルも数多く存在する。
大鐘堂
メタ・ファルスを統治している組織。クローシェ、クロア、レグリスらはここに所属している。現政権であるアルフマンは神との対決を宣言している。
神聖政府軍
大鐘堂に反抗する組織。大鐘堂とは対照的に、神との協調を宣言。
特徴的に大鐘堂は白い鎧、神聖政府軍は青い鎧で判別する。
メタファリカ
大地を創造できると言われている詩魔法。「メタファリカ」の意味は、前作にあったヒュムノス「ハーモニウス」の日本語訳を借りるなら「冀望の詩」という意味。400年前に一度謳われたが失敗に終わっている。
メタファリカを謳うことはこのゲームの最終目的でもある。理論を設計したのは400年前の御子・インフェル。「澪の御子」が世界中のI.P.D.と心を繋げて力を集め、「焔の御子」がそれを形(大陸)にする。そのためメタファリカのヒュムネクリスタルは二つ存在する。
インフェル・ピラ
メタ・ファルス上空に浮かんでいる球体。神を倒す唯一の兵器と呼ばれている。その正体はI.P.D.レーヴァテイル専用のサーバーであり、400年前にグラムルが基礎設計し、インフェル完成させたメタファリカの成功させるために創った物である。しかし、メタファリカ失敗直後にインフェルが失踪したことにより、制御できるレーヴァテイルがいなくなった上、ラキの攻撃によって一部破損したせいでH波流動などの制御ができなくなっている。
I.P.D.感染症
I.P.D.とは「インフェル・ピラ依存症」の略。レーヴァテイルにのみ発症し、「陽性」と「陰性」がある。
「陽性」で発症すると精神を蝕まれ詩魔法を暴発させ周囲にも被害を与える。「陰性」で発症すると、高熱で動けなくなるが、その周辺区域のレーヴァテイルは高確率でI.P.D.を連鎖発症する。
I.P.D.感染症になる原因は、「メタ・ファルス」世界の塔のシステムは未完成であるため、「メタ・ファルス」のレーヴァテイルは「インフェル・ピラ」と接続し詩魔法を行使する者と、「ソル・マルタ」を経由して他の世界の塔と接続し詩魔法を行使する者とに分かれる。前者の者は過去の戦争で「インフェル・ピラ」が破損を受けたことで、H波流動などの制御ができなくなっているため。人間からI.P.D.レーヴァテイルとして開花した際に苦痛などから感情が極度に不安定になるのが原因である(第三世代レーヴァテイルは生まれたときは人間である)。
発症した場合、治安維持のため大鐘堂の騎士隊へ引き渡すことが義務づけられている。
I.P.D.レーヴァテイル
レーヴァテイルとしてのI.P.D.とは、「Infel.Phira.Dependency(インフェル・ピラ依存体)」の略であり、400年前のメタファリカ計画の際焔の御子の力を後押しするための増幅器としてインフェル・ピラとセットで生み出された。その性質上I.P.D.のコスモスフィアはインフェル・ピラに移されるだけでなく深層で他のI.P.D.と結合され、心の護もその際消失してしまう。そのため、I.P.D.はダイバーを他のI.P.D.のコスモスフィアに入れないためにLV.8以降にパラダイムシフトが出来なくなる(ただし、LV.7にある「エンハンスドスポット」という鍵を操作すればシフトすることは可能)。
ストーリー
メタ・ファルスの世界は滅亡に瀕していた。僅かに残された土地は崩落の危機にあり、新たな土地を生み出すための詩魔法メタファリカは「神」と呼ばれる存在によって使用を禁止されている。人々はこの世界を離れる術を持たず、その上I.P.D.感染症と呼ばれる奇病にも苦しめられている。
I.P.D.感染症患者として連れ去られた生き別れの妹を探すルカと、メタファリカを謳うことができるとされる特別な御子クローシェは、神聖政府軍によるクーデターの際、共通の知人である大鐘堂の騎士クロアを介して知り合ったことをきっかけに、世界を救う手段の違いから対立する大鐘堂と神聖政府軍の戦いに身を投じていく。両勢力の計画がそれぞれ非人道的な犠牲を必要としていることが明らかになる中、あくまでメタファリカの実現に希望を見出すルカとクローシェは、メタファリカが禁じられている真の理由と、「神」と呼ばれている存在の正体、そして二人の間に秘められた因縁へと迫っていく。
キャラクター
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パーティーキャラクター
クロア・バーテル(Chroach-Vatel) 声:遊佐浩二(幼少時は小松里歌)
18歳 男性 172cm/58kg
本編の主人公。大鐘堂の下っ端騎士だが実力は高く、周囲からはエースとして期待されている。ルカとは恋人同士で、幼少時に両親を失って以降はルカと共に彼女の親に育てられた。現在はココナと同居しており、彼女のことは妹のように大切に思っている。とある事件をきっかけにクローシェの護衛を務めることになる。普段着のときにかけているメガネは本物で、軽度の近眼である。なお、両親の死亡はレイカのI.P.D.暴走によるものであり(暴走の影響で母親がI.P.D.感染し、父親を殺した後で死亡した)、レイシャがクロアを引き取ったのはこの罪滅ぼしのため。シリーズ全体でも非常に珍しい男声の詩(ヒュムノス)を、ジャクリEDでのみ披露する。
瑠珈(ルカ)・トゥルーリーワース(Luca-Truelywaath) 声:小清水亜美
19歳 女性 157cm/42kg/78-56-78
本編のヒロインの1人。第三世代レーヴァテイル。幼馴染のクロアとは公認のカップルである。自分の精神世界に人を招き入れて癒す「ダイバーズセラピ」という仕事をしており、その道ではカリスマ的な人気を誇る。また元気で愛想が良いため、周囲の人々からの評判も良い。生き別れた妹・レイカとの再会を望んでいる。インストールポイントは左脇腹付近にある。
実はルカこそが本物のクローシェであり、「焔の御子」と呼ばれるメタファリカを謳う2人の御子の1人。アルフマンによるクーデターの際に暗殺された第32代焔の御子・アーシェの実子(従ってルカは第33代目にあたる)で、このときアーシェからレイシャに預けられた。焔の御子の証であるDセロファンをインストールされているため、フレリアと同じ「FRELIA_ANSUL_SOL=MARTA」のヒュムネコードを持つ。妹のレイカを探すためにパスタリアに行く必要があり、そのためにクロアを利用していたが、彼への気持ちもまた本物であり、その罪悪感に苦悩する場面もある。なお本人曰く、ヤンデレではなく「ドロデレ」らしい。
クローシェ・レーテル・パスタリエ(Chroche-Latel-Pastalie) 声:沢城みゆき
17歳 女性 165cm/47kg/91-60-88
本編のヒロインの1人。第三世代レーヴァテイル。メタ・ファルスで「最も尊い命」と言われる大鐘堂の御子であり、民衆からは絶大な支持を得ている。誠実で気高く規律を重んじる一方、やや世間知らずだったり、可愛いキャラクターグッズに目がないという一面もある。インストールポイントは左二の腕内側にある。レイピアを左手で振るったことから左利きの可能性がある。
本名は聆珈(レイカ)・トゥルーリーワース。僅か3歳という異例の幼さでI.P.D.を発症したため、I.P.D.保護を理由にラウドネスに連れ去られたルカの妹にしてレイシャの実子。しかし、クローシェ自身はI.P.D.ラボで受けた実験などの暗い記憶と共に幼少時の記憶を全て封印してしまったため、全く覚えていない(この封印された記憶は、彼女のコスモスフィアではアリスという少女の人格を成している)。焔の御子と対になる「澪の御子」として、「インフェル・ピラ」を制御できる唯一のレーヴァテイルである。澪の御子は旧大鐘堂(教皇家)及び神の関係者から「災いの御子」「禁忌の御子」と呼ばれているが、これはレプレキア(神にも対抗し得る兵器としてのインフェル・ピラの一形態、及びそれを制御するための詩)を操作できるためである。クローシェをはじめとするI.P.D.レーヴァテイルたちの詩魔法の処理サーバーを行っているのは塔ではなくインフェル・ピラであるため、彼女にはヒュムネコードが存在しない。
蛇刳(ジャクリ)(Jakuri) 声:宮崎羽衣
382歳(身体は15歳相当) 女性 153cm/34kg/71-51-75
黒いボディスーツを着た謎多きレーヴァテイル。性格は不遜で大胆不敵、また膨大な知識を度々見せる頭脳の持ち主。本編開始当初は大きなロボットに乗っており、「ジャクリ」とはその機体の名前である。本人曰く「名乗るのが面倒」なので、そのままジャクリと呼ばれている。インストールポイントはへその下、下腹部のあたりにある。
正体は前作のラストボス・ミュール。前作のエンディングでライナーらと和解した後、大陸創造のテクノロジーを調査するため、スピカと共にメタ・ファルスの地へやって来た。今作ではヒロインの1人となっている。メタ・ファルス世界では幻の存在とされるベータ純血種で、ヒュムネコードおよび本名は「MULE_TEIWAZ_ARTONELICO」。なお、ジャクリロボは前作にも登場したガーディアン・ELMA-DSRXと同一の機体。調合時の会話・宿での会話・スピカを交えた会話などで、時折前作の話を零す。
ココナ・バーテル(Cocona-vatel) 声:志村由美
11歳 女性 130cm/30kg
I.P.D.暴走により家族を失ったところをクロアに引き取られ、パスタリアで同居している少女。弱冠11歳ながらも高い戦闘能力を持つため、補佐役(サテライトガール)としてクロアの任務への同行を特別に許可されている。
至近で幾度となくクローシェの陰性I.P.D.発作の影響を受け続けたことで、作中においてI.P.D.レーヴァテイルとして覚醒してしまう。EDでは彼女の単独でも戦える程の(レーヴァテイルとしては異例の)強さを見込んだジャクリに頼まれ、彼女の知人のハーヴェスターシャに会いにティリアの塔へ旅立つ。他のヒロイン3人のコスモスフィアLv5をパラダイムシフトしなかった場合、彼女のEDとなる。
レグリス・ブランシェスカ(Legris-Brancheca) 声:てらそままさき
38歳 男性 191cm/93kg
大鐘堂騎士隊長。厳格な性格で、隊員たちからの信頼は厚い。また観察眼に優れ、クロアの優れた能力を入隊試験時に既に見抜いていた。
彼もまたI.P.D.暴走で妻と娘を失っている。アマリエを娘と重ねて見ている節がある。アルフマンが行った所行を知っており、その事への疑念を抱き長年苦しんだが、事態が進行するに連れて騎士として自らが真に仕える可能性を二人の御子に見出す。
アマリエ・ジェラード(Amarie-Jerhad) 声:後藤沙緒里
20歳 女性 168cm/48kg/83-63-92
流れのレンジャー稼業を営む傍ら、ライアー奏者としても生計を立てている女性。空腹で倒れかけていたところを助けられ、ルカに懐く形で半ば強引に一向に加わる。戦闘時にはライアーを弓や剣などに変形させたり、ライアーに込められた魔力を利用する。
テル族と人間のハーフで、400年前に失われた知識や技術を密かに受け継ぐ「澪の民」と呼ばれる集団の生き残り。17年前にカナカナ突堤で起こったI.P.D.暴走鎮圧事件で家族を失って以降、自分を引き取り育ててくれたチェスターに好意を抱いている。本編開始時は神聖政府軍に属するチェスターの下で動いていたが、その目的が当初の「I.P.D.開放」からすり替わってきていることに疑念を抱いている。なお、20歳というのは外見年齢であり、実年齢は29歳前後。
瞬(シュン)(Shun) 声:速水奨
746歳 オオカミ
「神の使い」として、神聖政府軍に協力しているオオカミ。大鐘堂に対抗しうる知識・技術を有し、また自身の戦闘能力も高いため、大鐘堂に属するクロアたちの前に幾度となく立ちはだかることになる。かつては人であったらしく、犬扱いを嫌がる。
正体はシュンと呼ばれる獣の姿をしたデジタル生命体に、「エンジャ」と呼ばれる人格データが付与された存在。エンジャとは第一紀と呼ばれる高度文明時代の人物で、12賢人の1人クリジャパの息子である。彼の役目はフレリア神を護ることであり、他のことは全て些末事。神聖政府軍への協力も、400年前から行方不明になっているフレリアの探索をメタ・ファルスで表立って行うために過ぎない。
心の護
ゲンゴロー(Gengorou) 声:野川さくら
ルカの心の護としてコスモスフィアに居る少女(本人曰く男の子)。ダイバーズセラピの際には案内役としてお客様のサポートも務めるため、本人は自身のことを「受付係」と称する。語尾に「?のね」を付けるのが口癖。
本来の姿は大事な妹のレイカを連れ去られたルカのためにレイシャが作り、ルカがずっと心の拠り所にしていたペペン(ペンギンに似た生物)のぬいぐるみ。ルカとレイシャの関係が冷たくなったため、自身の姿が常にルカをレイシャとの問題に直面させ、ルカと自身に辛い思いをさせてしまうことを恐れたゲンゴローがコスモスフィア内で「ディーポイントの意思」(Dセロファンの中にずっと潜んでいた400年前の第14代焔の御子・ネネシャの精神)と契約し、現在は元の姿を捨ててネネシャの姿になってしまっている。
インフェル(Infel) 声:松谷彼哉
クローシェの心の護としてコスモスフィアに居る少女。博識で探究心が非常に強く、それ故に心の護としての役割よりも「クローシェのコスモスフィアで起こる数々の謎を解く」という自己の目的を優先する節がある(とはいえ、全く助けてくれないわけではない)。やや幼い外見には不釣合いな程のインテリ系だが、周囲を凍てつかせる程の怖ろしく寒いシャレを時折放つこともある(あまりの寒さのため、最終的には詩魔法になる程)。
I.P.D.質が現れた時点でそのレーヴァテイルの心の護は消滅してしまうため、彼女はI.P.D.レーヴァテイルであるクローシェの心の護ではない(むしろ位置付けは侵入者に近い)。その正体は400年前の初代澪の御子にして、インフェル・ピラ及びインフェルスフィアの設計者であるインフェルその人である。かつて当時の焔の御子・ネネシャと共にメタファリカを紡ぐが、民衆の潜在意識下での裏切りにより失敗し、ネネシャを喪ってしまう。直後に神との戦争が勃発、これに勝利するがインフェルは失意のうちに失踪し、そのまま歴史からその名を抹消されてしまった。しかし、実際はラクラシステムとハイバネーションを用いて自身の精神をインフェル・ピラに転送。以後はインフェル・ピラのバイナリ野におけるメモリ上の存在として、肉体を失ってもなお400年間孤独に生き続けていた。本作のラストボスの1人。なお、彼女がクローシェのコスモスフィアにいたのは、クロアがダイブする直前のルカのプロクシダイブによってDセロファン内のネネシャの気配を感じ取ったからである。
クローシェが紡いだ詩魔法『ジオメトリカ』は、インフェルがクローシェのコスモスフィア内部で、クローシェがイメージするシュンを改造したことによって創られたものであり、いわばクローシェとインフェルの合作詩魔法である。
アヤタネ(Ayatane) 声:木部祥太
ジャクリの心の護としてコスモスフィアに居る青年。ジャクリのことを「母さん」と呼び、誰よりも彼女の孤独を理解し、彼女を思いやっている。
元々はジャクリことミュールがシルヴァホルンに居た頃に出会い、彼女が唯一心を開いた人間が心の護になった存在。前作に登場した絢胤箕嵩(あやたねみちたか)はこのアヤタネをリデザインしたウイルス生命体であり、厳密には完全に同一の存在ではない。
大鐘堂
アルフマン・ウラノス(Alfman-Uranous) 声:子安武人
43歳 男性 182cm/76kg
大鐘堂現総統。クーデターによる政権掌握以降、神への対峙とメタファリカの実現を掲げ絶大な人気を誇る。豪胆さと狡猾さを兼ね備えた人物で、ルカとクローシェ二人の過去にも関わりを持つ。ロリポップが好きなど、かなりお茶目な性格である。
ドクター・ラウドネス(Dr.Roudness) 声:銀河万丈
51歳 男性 165cm/66kg
緑の大地メタファリカの実現に魂を燃やす、生粋の研究者。夢は実家に帰省すること。
アルトネリコ第三塔「ティリアの塔」出身で、自らの目的のためメタファリカを追い求める。どのような手段でメタ・ファルスに渡って来たかは不明。
神聖政府軍
タルガーナ皇太子(Tatgana) 声:緑川光
20歳 男性 183cm/66kg
現体制である「アルフマン政権」と敵対する勢力「神聖政府軍」のトップでありカリスマ的存在。半ば盲目的な形で教皇一族に課せられた使命を全うしようとする。幼い頃、クロアと共に剣術を習った仲で、互いに相棒と呼び合う親友であった。その友情は今も消えていない。実はやや寂しがり屋な一面を持っている
チェスター・ル・ウィノア(Chestar-Lu-Whinoah) 声:諏訪部順一
34歳(外見24) 男性 176cm/60kg
アルフマン政権と対立する組織「神聖政府軍」の実働部隊のトップ。
彼もまたアマリエ同様かつてカナカナ突堤に住んでいた澪の民の生き残りである。元々は大鐘堂で働いていたが、I.P.D.の扱い及びソニアの身に起こった事が原因でやめてしまっており、その後はソニアを助ける為に暗躍する。しかしそれでもソニアを救う事が出来ないと判断した彼は、旧大鐘堂が進めたアセンション計画を復活させ、魂だけの世界を作ろうとする考えに変わったのである。
零音節・洛螺(レイオンセツ・ラクラ)(Reionsetsu-Rakura) 声:渡辺明乃
32歳(外見15) 女性 154cm/44kg
発症したI.P.D.を感知できる、特殊な能力を持った女性。
本名はソニア・レー・ラクーア。アマリエ、チェスターと同じくカナカナ突堤に住んでいた澪の民の生き残りでありチェスターの恋人である。またI.P.D.とテルのハーフでありカナカナ突堤襲撃事件の折に彼女の力に目をつけた大鐘堂に連行されラクラとしてI.P.D.感染体量産の手助けをさせられていた。なお発売直前後から19歳とされていた彼女の実年齢は32歳である[1]。
その他
聆紗(レイシャ)・トゥルーリーワース(Reisya-Truelywaath) 声:塩山由佳
37歳 女性 170cm/49kg
ルカ)の母親。ルカを大切に想っているが、ルカとの仲は上手くいっていない。
先代焔の御子アーシェの付き人をしていたことがあり、夫のバッツやレグリスとはその頃から親友だった。アルフマン政権のクーデターによりアーシェは殺害され、その際御子の後継者である「クローシェ(現在のルカ)」と「焔の鍵」と呼ばれる詩を託される。ルカはいずれ大鐘堂に連れて行かれる運命を持つため、レイカを失ったときのような悲しみを味わぬよう、本当の気持ちとは裏腹に素っ気無く接している。本当はだれよりもルカを愛し、心配している。なお、付き人時代に軽い病気を患った時にラウドネスに治療を受けたことがあり、その際にレーヴァテイル活性剤を投与されたことでレイカがI.P.D.に発症することに繋がった。
スープ(Soup) 声:小松里歌
アマリエのペット(?)。枕になるのが得意だが枕しか能が無いと言われると怒る。中盤以降はルカが実質的に飼い主(?)となる。
その正体は「METHOD_METAFALICA/.」のヒュムネクリスタル。同時に「インフェルスフィア」と呼ばれる仮想空間プログラムとそのマスターとしての自律プログラムを組み込まれている。本名は「インフェルスフィア=プラトマイネ」という。「プラトマイネ」とは、「導く者」という意味。
フレリア(Frelia) 声:森永理科
739歳(外見年齢:13才) 女性 155cm/41kg
カナカナ突堤で眠っている少女。
レーヴァテイル・オリジンの3人のうちの1人。ヒュムネコードは「FRELIA_ANSUL_SOL=MARTA」であり、Dセロファンを持つルカと同一。インストールポイントはシュレリアと同じ腰にある。400年も眠り続けたため彼女の力のほとんどは、神に成り代わった初代澪の御子インフェルに奪われてしまっている。
趣味及び特技はダンスで、モンキーダンスが特に好き。グラスノインフェリア以前、アルトネリコ第二塔を紡ぐ際も、踊りながら謳いつづけ、その姿は『天界妖精の舞』としてメタ・ファルスに広まった。
ラキ(Rhaki) 声:渡辺明乃
19歳(外見) 女性 158cm/196kg
神の護衛を勤めるアンドロイド。姉妹機にレキがいる。前作に登場したメイメイ・カナデたちとも姉妹機にあたる。
個体識別ナンバーはSRFD-10321。700年前に神の兵士として造られた事務的処理係兼ガーディアンロボであり、感情はほとんど持たない。普段はソル・マルタに配属されており、中枢にあるアルシエル球の管理者として機能している。主に神と天上を護るために、沈着かつ冷酷にトラブルを解除している。また彼女と組み手することにより徐々にパワーアップする機能を備えており敗北する度に能力が上昇し、やがて最強のガーディアンロボと化す。なお姉妹機のレキは天界の塔の中継地点にあるダイブ屋「ホッとスポット」に配属されたお手伝いロボットであり、ラキとは異なり「ドジッ娘」な非戦闘ロボットとなっている。
バッツ・トゥルーリーワース(Batz-Truelywaath) 声:山口勝平
28歳没 男性 177cm/62kg
ルカの父親で元大鐘堂騎士。レグリスの先輩に当たる。男気と正義感に溢れた性格だったが14年前、妹のレイカがI.P.D.発症したとき、彼女を庇って「神聖政府軍」に殺害されてしまった。しかし、死に間際の彼の行動と想いはクローシェにとって忘れられない記憶として残ったらしく、クローシェが過去の記憶を失っても、彼女がイメージしたバッツはコスモスフィアの深層部分で生き続けており、本編中ではまったく語られることはなかったが、クローシェの『影の心の護』の役割を担っていた。顔の傷は昔、物干し竿にぶつかって出来た傷である。
アリス(Alice) 声:沢城みゆき
クローシェのコスモスフィアに登場する幼い少女。大人しい外見に似合わず、毒舌だったり、残酷な一面をのぞかせる時がある。
その正体はクローシェ自身がレイカとしての幼い記憶を切り離したために独立して生まれたものである。彼女がI.P.D.ラボでの辛く苦しい経験で出来た心の傷を忘れるために幼い記憶を切り離し、結果その記憶がコスモスフィアで置き去りにされ、一つの人格が誕生した。それがアリスである。
ネネシャ(Neneshia) 声:野川さくら
第14代・焔の御子だった400年前の人物。かつて初代澪の御子と共にメタファリカを紡ごうとするが失敗。その結果彼女は神の怒りに触れラキによって殺害されてしまった。
彼女の死後、その意識の欠片はDセロファンと呼ばれる物を介して歴代焔の御子の中で眠りについている。ルカの心の護であるゲンゴローが彼女の姿になっているのはこのためである。ちなみに彼女の本体は「大地の心臓」としてムーンカルバートに今日まで存在していた。本作のラスボスの一人。
ラプランカ(Rhaplanca)
メタ・ファルスに古くから伝わる理想郷神話のいくつかに登場する女神人。主に“zodal rhaplanca(ラプランカ死せる魂の手記)”、“valda rhaplanca(ラプランカ命湛う大樹の手記)”があり、「本当の理想郷とは何か?」という一貫したテーマを共通していながらも物語ごとに違う宿命、違う結末が語られている。物語上直接関わることはないが、本作のヒュムノスの中には彼女の物語がヒュムノス語で謳われているものが存在する。
マオ(Maoh)
ラプランカ同様、メタ・ファルスの理想郷神話に登場する少年。ラプランカを見護り、ときに導く存在。
店主
シンシア(Sincere) 声:伊藤かな恵
16歳 女性 148cm/47kg/76?57?82
パスタリアの武器屋「鶴屋」店長の娘。クロアのことが好きで様々なアプローチを試みているが、クロア本人は友人としか見ていない。また、本人は武器屋はあまり好きではないらしく、争いがなくなったらお花屋を開こうと夢見ている。
空猫(そらねこ)(Rerena) 声:庄司宇芽香
19歳 女性 170cm/50kg/90?60?88
ルカがかつて働いていたラクシャクの料理店で働くバイトのウェイトレスで、ルカを先輩と呼んでいる。もっとも、彼女がバイトに入ったのはルカがクビになった後のため、共に働いたことはない。なお、空猫という名前は仕事のときに使う愛称で、本名はレレナという。よく間違われるが、空猫と書いてレレナと読む訳ではない。
沙亜紗(さーしゃ)(Sasya) 声:安田早希
10歳 女性 127cm/26kg
スフレ軌道沿線にある小さなよろづ屋「にゃにゃ屋」を営む女の子。両親がいないので祖母と二人暮らしをしているが、今は祖母が入院しているので一人で経営している。買出しの時以外は外に出ることはないので、クローシェを御子だと気づかない程の世間知らず。学校にも通っていないが、家にある大量の蔵書を絵本代わりに読破しており、古代文字を自力で解読できるほどの天才児である(本人は気付いていない)。
スピカ・ニール(Spica) 声:ミルノ純
26歳 女性
前作では、ほたる横丁で猫飴売りをしながら裏世界の女王としてレアなグラスノ結晶を販売していた情報屋の女性。今作では、とある事情でメタ・ファルスに来ている。ジャクリとは知り合いらしい。
今作でも、ある条件を満たすと前作同様「猫飴バケツ一杯食べたいよ」という秘密の暗号が使えるようになる。今回はグラスノ結晶に代わり、主に前作に登場したアイテムを高価で販売してくれる。また、ジャクリ同様イベントなどで前作キャラクターの話をすることがある。
ゲームシステム
基本的なコンセプトは前作から継承されているが、前作とは操作感覚の異なる戦闘システムなど、変更されたり強化された部分もある。
戦闘
前作同様、前衛と後衛に分かれており、前衛は後衛のレーヴァテイルを守りながら戦う。戦闘は今回よりフェイズ制となり、こちらが敵を攻撃する「Attack Phase」(アタックフェイズ)と、敵の攻撃を防御する「Defend Phase」(ディフェンドフェイズ)を交互に繰り返す。フェイズは一定時間経つと自動でチェンジする。
「Attack Phase」は方向キーとボタンの組み合わせによる前衛メンバーへの攻撃命令や、アイテム使用、後衛メンバーの詩魔法の詠唱開始と発動などを行うことができる。「Defend Phase」は防御しか出来ず、タイミングよくボタンを押すことで受けるダメージを軽減できる。以下に今作の主な追加システムを挙げる。
エモーションインジケーター
今作の戦闘で新たに設置された戦闘システム。戦闘時にレーヴァテイルの要求と、前衛キャラがそれに応えられているかを示している。アタックフェイズの終了までに要求を満たすことにができれば要求に応じた効果を得ることができ、要求が弱い項目は要求を満たしやすく、要求が強い項目は要求を満たしたときの見返りが大きい。以下にその要求を挙げる。
HARMONIC(ハーモニック)
前衛に頑張ってもらう為の要求でパートナー同士の信頼感が上がりレーヴァテイルのハーモニクスレベルが上昇する。ハーモニクスレベルが上昇することで前衛がレベルの高い技(入力のタイミングを遅らせることで発動する)を使えるようになり、それによって前衛の攻撃力が増すほか、エモーションインジケーターの各要求を満たしやすくなる。またレプレキアの発動条件にも関係する。前衛が通常攻撃することによりこの要求を満たすことが出来る。
BURSTEC(バースティック)
ガンガン攻撃するための要求で攻撃にかける想いが後衛に伝わり、バースト値(後衛が詠唱している詩魔法の威力を示す数値)が上昇する。前衛が決死攻撃することによりこの要求を満たすことが出来る。
PSYCO(サイコロジカル)
後衛2人で協力して謳いたいための要求で前衛が牽制攻撃で敵の目をそらすことで、後衛2人は集中して謳うことができ互いの協調性が上がり、「シンクロニティ」状態へ近づける。「シンクロニティ」状態が発生すると、前衛は一定期間だけ敵に対して一方的に攻撃することができ、また後衛が詠唱中の詩魔法が合体魔法に進化する。前衛が牽制攻撃をすることでこの要求を満たすことが出来る。
CARE(ケア)
自分をいたわって欲しい要求でパートナーに寄り添うことで、後衛の精神を安心させMPを回復させることが出来る。MPが回復すればその分詠唱を長く続けることができる。前衛がケアアクションを行うことでこの要求を満たすことが出来る。
また、上記の各種インジケーター要求を一定回数度満たすことで、前衛は敵単体に対して詩魔法に匹敵するような威力の必殺技を繰り出すことが出来る。必殺技の使用時にはムービーなどの特別な演出が挿入される。
詩魔法の進化(メタモルフォシス)
詠唱中に一定のインジケーター要求およびバースト値を満たすことによってアタックフェイズ終了時に詩魔法が進化し、より強力なものになる。これをメタモスフォシスという。詩魔法系統により進化傾向は異なる。
合体魔法
物語が進むと「シンクロニティ」が可能となり、2人のヒロインが同時に詩魔法を詠唱することで、より強力な詩魔法である合体魔法を発動できるようになる。威力は高いがその分発動に手間がかかるのが難点。後述のデュアルストール時のヒロイン同士による会話でヒロインマターを集める事で発動しやすくなる。
青魔法から赤魔法へのバースト還元
今作では青魔法(回復・防御用の詩魔法)の詠唱を中断して赤魔法(攻撃用の詩魔法)の詠唱を開始すると、青魔法の詠唱中に溜めたバースト値の一部が赤魔法へと引き継がれる。このため、青魔法で守りを固めながら各種ゲージを溜め、十分にバースト値を高めてから赤魔法で攻撃に転じる、といった戦い方ができるようになった。
レプレキアシステム
戦闘中にI.P.D.レーヴァテイルの力を借りて、詠唱中の詩魔法の威力を増幅させることが出来るシステム。パーティにクローシェがいて、なおかつ彼女のハーモニクスレベルが最大でないと発動できないが、その威力は絶大である。但し1回の戦闘に付き1回しか発動できない。以下にレプレキアシステムに関連したシステムを挙げる。
I.P.D.保護
世界各地に散らばる暴走したI.P.D.発症レーヴァテイルを実力行使で保護するシステム。I.P.D.との戦闘に勝利することで保護することができる。I.P.D.にはレベルが設定されておりこれが高いほど強敵となっている。特に最高のLv.9はボスをも上回る実力を秘めているI.P.D.も存在している。
ダイバーズセラピ
ルカが仕事をしているダイブ治療行為。保護したI.P.D.レーヴァテイルとルカが精神を通じ会話することで行われる。数回の会話の後、テンション値がCUREPOINT範囲内に収まれば治療は成功となり以後力を貸してくれるようになるが到達していない場合は失敗となり初めからやり直しとなる。
クローシェ親衛隊
ダイバーズセラピ治療が完了したI.P.D.レーヴァテイルは以後クローシェ親衛隊の一員となりレプレキア使用時に力を貸してくれる。ただし最初から力を貸してくれるわけではなく一定の支持率を得る必要がある。その条件は様々で敵を倒したりアイテムを手に入れる等様々である。中には治療後すぐに力を貸してくれる者も少なからず存在している。親衛隊の人数が多いほどレプレキアの効果が大きくなる。
ムスメパワード
前作の「パワード」に当たるシステム。ダイバーズセラピ治療が完了したI.P.D.レーヴァテイルが力を貸す(装備する)ことで前衛メンバーをパワーアップすることができる。その効果は前衛の攻撃力を強化するものや、攻撃や防御アクションの難易度を下げるもの、各種ゲージの上昇度を上げるものなど多岐に渡る。
デュアルストール
前作の「インストール」にあたるシステム。デュアリスノ結晶を沈めたお風呂にヒロインたちが入ることで、レベルを上げたり能力を強化することができる。デュアルストールを行う時にはデュアリスノ結晶やヒロインを自由に配置できる。また、小物や入浴剤を使用することもできる。これらの配置次第でヒロインたちが得る力の種類や大きさも異なるものになる。
ショップ調合
前作の「グラスメルク」にあたるシステム。調合をする店によって調合できるものが違ったり、手伝えるヒロインが決まっている。基本的にはグラスメルクと変わらないが、今回は主人公とヒロインのほかに、店主を含めた3人で行う。調合の過程で発生する会話イベントを楽しむことができる。
ダイブシステム変更
今作では最後のLv.9まで到達出来るヒロインは1名だけとなっている。
Lv.5にてクロアが生涯パートナーと決めたヒロインのみ最後まで行けるが、パートナーに選ばれなかったヒロインはLv.5で打ち止めとなりそれ以降進むことが出来ない。
今作でもコスチュームは健在で「魔女」や「学生服」などの衣装が登場するが一度に全衣装および詩魔法を獲得することは上記の理由で不可能。
物語終盤ではヒロインではないがフレリアにもダイブすることが出来る。
インフェルスフィア
今作で新たに追加されたダイブシステムで通常のダイブとは異なりヒロイン2人が共有する精神世界にダイブすることになる。そこではお互いの信頼関係を築き上げことが主な目的となり、進行するには戦闘で手に入る「スフィアポイント」およびイベントで手に入る「スフィアキー」が必要となる。インフェルスフィアでは合体魔法の獲得や、物語本編に関わる物語の進行が行われる。